
伊藤若冲 動植綵絵
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ちょっと昔〜し、ちょっと昔〜し
第021864871話
一つ年上で絵心のかけらも感じないお兄となぜか動植綵絵を観に行った。
行列に並んでる途中、地べたに座るチャックが開いてても平気、ズボンの上からパンツの中に手を入れて股のあたりをボリボリ・・・などの奇行。
一人で来るんやった・・・
中に入っても変わらず「これは額が100万で絵は3円や!」なんて言って遊んでた、その遊びに飽きたのか先に進んで行ったお兄。
閉館の30分前に動植綵絵の部屋に着いた僕。
入って直ぐ左側、機械から涼しい風の出てる前で「キヨ〜、キヨ〜」聞き慣れた声が呼ぶ・・・
お兄だ!!!
「ちょっとこれ観ろ!」と僕の手を引き魚を描いてる絵の前へ・・・
「魚、生きてる・・・」
感性を口にしたお兄に初めて会った。
閉館が近づき、まだ沢山の人が観てる中に入って行こうとするとお兄が「閉館まで待とうや。」と斬新なアイデアで引き止めた。
閉館時間になって動植綵絵と二人だけになった。

動植綵絵の中心に立つと震えた。
動植物が静かに強く"ドックンドックン"と脈打つ音と薄暗い空間に"パァー"っと様々な色が広がってる気が・・・
あたり前に生きる素晴らしさを感じて震えてん。
取引先のおっちゃんにご馳走になった帰り道に何気なくお兄の事を考えてたら思い出した・・・
最近は夜にやって来て、チャリで仕事場の中に奇声を発しながら突っ込んで来るのにハマってはる。
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