リビングのテーブルに画材が散乱してたので「絵が趣味なのですか?」と話しかけると「売れない画家です。」と返って来た、その瞬間に部屋の隅にあった下手なフェルメールの模写が作品に変わった。
僕が同じ事を聞かれたら「空いた時間に趣味でやってます。」と答えてしまってるのが恥ずかしかった。
画家という肩書きの線引きは非常に曖昧だと考えてたけれど違った、本人が画家だという気概を持っていれば画家だ。
じじいになって職業を聞かれた時に画家ですと答えられるように生きたい、記事に自称画家と書かれても自分自身は間違いなく画家だろう。