ボーイスカウトで一緒だった同級生3人で19歳の時に屋久島の縄文杉を見に行った、なっかん、パンプキン、僕。
行きは白谷雲水峡ルートで途中の山小屋で一泊して縄文杉を目指すルート、まぁ湿度蒸ん蒸んで雨が降ったり止んだりシダ植物と土の匂いが凄かった記憶。
山小屋はコンクリの廃屋で霊感無くてもビビる雰囲気、決められた場所でしか泊まれないので仕方なくコンクリ小屋の中にテントを張ったがそれで良かった、寝つけず小屋から出たらヘッドランプの光が届かない奥の方から複数の何かに見られてる気配...
深い闇の奥が昼間みたいに賑やかで引きずり込まれて食べられてしまいそうだった。
翌日の午前中に縄文杉に到着して帰りは日帰りルートになってるトロッコ道ルート。
このトロッコ道が超玉ヒュンルート。何本か橋を渡るねんけど、昔伐採した木をトロッコで運ぶ為に谷に架けた橋で高所のレールの上に繋げて置かれた幅1mぐらいの板を歩いて渡らなあかんねん。
一番ヤバいなと感じた橋でパンプが「渡られへん、、、」ってグズったからさもパンプの為を装いつつなっかんにルート変更を提案したけどアカンかった...
まず自分の荷物を持って足が滑ったり突風が吹いた場合を想定しつつゆっくり渡った、玉ヒュンしっぱなし。
戻ってパンプの荷物をなっかんと分けて持って二度目、慣れと言うより怖いもの見たさで下を見た...かなり下に何mぐらいの大きさなのか距離もあって見当つかへん巨石ゴロゴロ。
落ちたら確実にアウトでミニトマトみたいに見えるだろう、玉ヒュンどころか玉自体どっかいってた。